トライアローグのある街、合羽橋

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トライアローグのある街、合羽橋

私たちトライアローグ・ストゥディオは2021年に始動したブランドで、合羽橋にオフィスを構えています。
「なんで合羽橋に?」と聞かれることがよくありまして、それに答えてみようとと思います。

道具街の合羽橋に同業者がいる、いい意味の違和感

台東区の合羽橋は食器や調理用品など飲食にまつわる道具の問屋街であり、一般の人も購入できる販売店が軒を連ねています。2019年以前は、休日には飲食業の方や調理道具好き、外国からの観光客が多く訪れていていましたが、新型コロナの影響で激減してしまいました。ただ最近はけっこう人が多くなってきていて、賑やかな様相を見せています。
合羽橋の最寄駅は東京メトロ銀座線の稲荷町か田原町。どちらの駅からも歩いて5分くらいで合羽橋の入り口に到着します。
(いわゆるニイミのおじさんの看板のところです)

周囲のお店はそんな感じなのですが、そもそも浅草は靴やバッグの工房が集中しているエリアで、このあたりにも同業者がけっこういるんです。金具の問屋も近い利便性や、合羽橋という記名性のある街にバッグメーカーがあるのもユニークかな、なんて考えていました。

ちょっと不思議な物件(?)との出会いがきめ手

決定打となったのは、オフィスがあるビルです。築年は古いのですがきっちりリノベーションされていて、隠れ家っぽくて入りにくそうな扉が気に入りました。駅からはちょっと歩くのですが、街の空気を感じられてそれもいいかなと。あと住所の「松が谷」って響きもなんとなく好きだなと思いました。

室内の内装も白の漆喰が塗られており、天井を剥がした抜けの良い空間が広がっています。毎日働くなら、こういうところがいいな。そんな気持ちにさせてくれたオフィスです。展示会で来社の際は、ぜひご覧になってください。